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作業日誌

【作業日誌】群馬県太田市 施設玄関扉カギ不具合(MIWA U9シリンダー)

群馬ロック車輌

こんにちは、カギの群馬ロックサービスです。

前回のブログからだいぶあいだが空いてしまいましたが元気に営業中です!!

ここ何日かは日中ぽかぽか陽気で外で作業するのにも気持ちがいいですね。

朝晩は冷え込む事もありストーブをつける日も増えてきました。

本格的な冬が来る前にコロナウイルスの第3波が落ち着いてくれると良いのですが・・・

さて本題の作業日誌ですが、本日はシリンダー錠の不具合についてです。

シリンダー錠とは?

カギをさす穴のところですね。

下の写真で説明すると円筒状の部分がシリンダー、四角い箱の部分が錠前・錠箱と言われるところです。

カギをシリンダーにさし、カギが回り錠前が作動しカンヌキが出たり入ったりする事で解錠・施錠される仕組みです。

シリンダーに不具合が発生するとカギが回らず錠前を作動することができません。

カンヌキが出たり入ったりできないので解錠・施錠ができないと言う事です。

目次

シリンダーを分解し不具合の原因をさぐる

MIWA U9分解

今回不具合が発生したシリンダーは日本で一番のシェアを誇るMIWALOCK社製のU9シリンダーです。
まずは錠前からシリンダーを取り外し、シリンダーカラーよりコア部分を抜き取ります。
さらにコアを分解しバラバラにします。
ここまでくると色々な事が見えてきます。
タンブラーの動きはどうか?
タンブラーの摩耗はどうか?
部品の破損はないか?
異物などのつまりはないか?

不具合原因その1 ゴミ・ホコリの堆積

不具合原因

写真下の筒のようなもの、これはコア部分の外筒です。
その横に黒い粉状のモノが見えます、これはシリンダーの中に堆積したゴミ・ホコリなどです。
これだけ堆積するとロッキングバーという部品がうまく作動せずカギが回りません。

なぜカギ穴の中にこんなゴミやホコリがたまるの?と思いますよね。
使用頻度や環境にもよりますがたまるんです。

主に
・カギについているゴミやホコリが抜き差しの時にシリンダー内でおちる
・風の影響で微細な砂やホコリなどがシリンダー内に入りこむ
・高気密住宅などの場合、換気扇を回すとシリンダーから外気を吸い込みホコリなどが入りこむ
・メーカー指定外の潤滑剤をさしてしまいゴミやホコリがたまりやすくなっている

不具合原因その2 潤滑剤のさしすぎ

3069さしすぎ

もうひとつの原因は潤滑剤のさしすぎでした。
写真は上が作業前、下が作業後です。
違いに気付きましたでしょうか?
上の写真はそれぞれの部品が白っぽくないですか?
これはメーカー指定のパウダー潤滑剤です。
ここまで白くなるのは潤滑剤のさしすぎです、これでは逆にタンブラーの動きが悪くなりカギが回りません。
タンブラーとはカギのギザギザの形を読み取るセンサーのような役割をしています。
タンブラーが正常に動かないと正確にギザギザの形を読み取れません・・・

パウダー潤滑剤は本来、金属表面に細かい粒子のパウダーが馴染み滑りをよくするものですが
汚れたシリンダーにパウダー潤滑剤をさすと、パウダーが堆積し逆効果となります。
潤滑剤をさしても効果が感じられない場合はクリーニングメンテナンスが必要です。

不具合を改善する

今回の原因は、『ゴミ・ホコリの堆積』と『潤滑剤のさしすぎ』でしたので
分解・洗浄をしてきれいにクリーニングメンテナンスをして不具合は改善されました。

他にも不具合の原因として、シリンダー内部の部品破損やタンブラーの摩耗というケースもあります。
この場合は使用年数にもよりますがシリンダー交換となります。
耐用年数としては施設など使用頻度が極端に高いシリンダーは数年で
一般家庭などは10~15年くらいで摩耗が原因で不具合が発生する可能性が高くなります。
※使用頻度、使用環境によって様々なケースがあるので一概には言えません

対策方法は?

シリンダーお手入れ

カギの不具合、急いでいる時はイライラしてしまいますよね・・・
昨日はスムーズだったのに今日は調子が悪い・・・
そのまま使い続けるとさらなるトラブルに発展するかも。

対策方法としては

・カギをさす時に汚れやホコリなどを拭き取ってからさす
 →指や繊維質の少ない布で拭ってください
 →落ちにくいよごれはハブラシでこすっても大丈夫です
・風の影響による砂・ホコリなどからシリンダーを守る
 →カギ穴シャッター付きのシリンダーに交換する
 →カギ穴にいたずら防止用のカバーを付ける
 →樹木やプランターなどで玄関周りをカバーする
・セルフメンテナンスはメーカー推奨の方法で
 →潤滑剤はメーカー指定のものを用法容量を守って使用する。
 →CRC 5-56、ミシン油、機械油、サラダ油は絶対にさしてはだめ。
 →シリンダーは分解しない。細かい部品の集合体です、1つでも欠品するともとに戻せなくなります。
・定期的にメンテナンスをしてシリンダーに負荷が無い状態で使用する。
 →カギの抜き差し、カギの回りに少しでも違和感を感じたら鍵屋さんにメンテナンスを依頼しましょう。

かかった費用は?

今回の現場は高齢者向けグループホームの玄関でした。
この玄関は高齢の施設利用者様が目を離したすきに出て行かないように常に施錠されています。
職員の方のカギの解錠・施錠は一日に数十回にも及びます。
非常に使用頻度が高いので不具合の発生率も高くなります。
定期的なメンテナンスをする事でストレスなく、不具合の発生リスクも抑えられ安心して使う事ができます。

ちなみに今回の費用は。
シリンダー分解・洗浄・注油作業 1ヶ所。
¥8,800-(税込)でした。※出張費・作業費込み

同時に複数個所ご依頼頂ければお値引きする事もできます。
また、作業によって改善が見られない場合はクリーニング作業の費用は頂かずシリンダー交換をご提案致します。

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