こんにちは、カギの群馬ロックサービス 惣蔵です。

季節はすすみ秋めいてきましたね、先週土曜日は娘の保育園の運動会でした。

コロナ禍の中での運動会、やはり例年通りの開催とはいかず規模は縮小されました。

・園庭に入る際の検温、消毒、マスク着用

・観覧はひと家族2名まで

・ひと家族ごとマスで区切った席での観覧、移動はトイレのみ可

・年中児以上のみ参加、演目数の削減

などなど

保育園もなんとか子供達や保護者に思い出を作ってあげようと頑張ってくれました。本当にありがたいですね、感謝致します！！

さて本題の作業日誌ですが、本日は戸建て住宅の引戸の鍵交換作業です。

引戸とは、昔ながらの戸を横に引くタイプです。

ガラガラっと横にスライドします、有名なサザエさんの家も引戸ですね。

今回のお客様は、30～40年くらい使っている引戸錠が壊れてしまったとの事で交換のご依頼です。

目次

• ○  まずは現状確認から
• ○  引戸の鍵を外します
• ○  引戸を電動工具で加工します
• ○  新しい鍵を取り付けます
• ○  かかった費用は？

まずは現状確認から

引戸の鍵も色々なタイプがあり、サッシ中央召し合せ部のねじ締り錠タイプでした。
(サッシ両端の戸先錠タイプというのもあります)
読んで字のごとし、カギをさした後グルグルとねじを締めるように数回まわすとカギがかかります。
反対にねじを緩めるように数回まわすとカギがあきます。
内側からも同様でツマミをグルグル回してあけしめします。
かなり古いタイプで使い勝手がよくないので、使い勝手のよいタイプに交換します。

引戸の鍵を外します

召し合せ部分なので引戸の鍵を外すとこのような長方形の穴が、外扉と内扉にあいています。
既存は古いタイプで穴が小さく、新しい引戸の鍵を取り付けるためにマジックで印をした部分の扉加工が必要でした。

※既存の切り欠き穴の寸法によっては扉の加工が必要ない場合や、大幅に加工が必要な場合もあります。
　例えば召し合せ部に鍵が付いていなくても、新たに切り欠き穴を追加工してあげれば取付可能です。
　古いサッシでも扉の交換はせずに、最新のディンプルキーや電子ロックで防犯性を高める事ができます。

引戸を電動工具で加工します

先ほどのマジックで印をしてある部分をレシプロソーという電動工具で加工します。
外扉2面・内扉2面=計4面 縦の開口寸法を80mm → 115mmに加工、横幅は加工の必要はありませんでした。
電動工具で加工した後は平ヤスリでバリをとり仕上げます。
マジックの印部分がなくなりましたね。

新しい鍵を取り付けます

加工が済んだら新しい引戸の鍵を取り付けます。
取り付けたのはカギをさしたあと押しながら回すタイプです。
内側からはツマミを上下させるだけであけしめできます。
もっと使いやすく防犯性が高いタイプもありますが
現在誰も住んでおらずたまに手入れしにくるだけとの事で押し回し式のリーズナブルなタイプを選定致しました。

かかった費用は？

今回のお客様は築年数100年を超える養蚕農家だったそうです。
30～40年前に1階の木戸をアルミサッシに交換したとの事でしたが
サッシ自体や枠組みに傷みや建付け不良がなければ、新しい引戸の鍵に交換できますよ！！
年配の方はカギの取扱いに大変苦労されております、引戸でも最新の電子ロックや暗証番号錠なども取付可能です！
実家が引戸で両親が心配だ・・・と言う方は是非ご相談くださいませ。


ちなみに今回の費用は。
引戸錠の扉加工をともなう交換で、押し回しタイプのカギ。
￥25,000-(税込)でした。※出張費・作業費・部品代込み

サッシまるまる交換すると10～30万円以上だと思います。
サッシまるまる交換したいという方でも良い業者さんご紹介できますのでお声かけくださいね。

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